※本記事は投資サービスの比較情報を含み、当サイトは広告(アフィリエイトプログラム)を利用しています。FXには元本割れのリスクがあり、相場急変時には預けた証拠金を超える損失が発生する場合もあります。
FX初心者が取引を始めるとき、最初に迷いやすいのが通貨ペア選びです。
FX会社では多くの通貨ペアを取り扱っていますが、値動きの特徴、情報量、スプレッドはそれぞれ異なります。値動きの激しさやスワップポイントだけで選ぶと、想定以上の損失につながることがあります。
この記事では、初心者が比較しやすいドル円・ユーロドル・豪ドル円の特徴と、最初の候補としてドル円を検討しやすい理由を解説します。
なお、アイキャッチの「何を買う?」は通貨ペア選びを表した言葉です。FXでは買い注文だけでなく、売り注文から取引を始めることもできます。
FX初心者はどの通貨ペアを選ぶべき?
通貨ペア選びで失敗すると難易度が上がる
通貨ペアによって、活発に動く時間帯や影響を受ける経済指標が異なります。値動きの特徴を知らないまま取引すると、急変の理由が分からず、損切りが遅れることがあります。
初心者は、次の項目を確認して通貨ペアを選びましょう。
- 取引量が多く、売買が活発か
- 関連ニュースや解説を日本語で確認しやすいか
- スプレッドが比較的狭いか
- 値動きが活発になる時間帯に取引できるか
- 少額でロットを抑えて練習できるか
最初は値動きを追いやすい通貨がおすすめ
「値動きが安定している」とは、価格が下がらないという意味ではありません。主要通貨でも、政策金利、経済指標、要人発言、地政学リスクによって急変します。
初心者には、情報量が多く、取引コストや変動要因を確認しやすい主要通貨ペアが比較候補になります。
| 通貨ペア | 情報量 | 主な変動要因 | 初心者が注意する点 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 日本語情報が多い | 日米金利差、米国指標、日銀政策 | 介入警戒や政策発表時の急変 |
| ユーロドル | 海外情報を含め豊富 | FRB・ECBの政策、米欧経済 | 欧州・米国時間に値動きが増えやすい |
| 豪ドル円 | 日本語情報を得やすい | 豪州金利、資源価格、中国経済 | リスク回避局面で急落する場合がある |
※「初心者向け」は利益が出やすいことを意味しません。どの通貨ペアにも価格変動リスクがあります。
おすすめ① ドル円
世界で取引量が多い主要通貨ペアの一つ
ドル円は、米ドルと日本円を組み合わせた主要通貨ペアです。世界で最も取引量が多い通貨ペアはユーロドルですが、ドル円も外国為替市場で取引量の多い通貨ペアの一つです。
取引参加者が多い通貨ペアは流動性が高く、通常時は売買価格の差が比較的狭くなりやすい特徴があります。ただし、重要指標や相場急変時にはスプレッドが拡大する場合があります。
情報が多く初心者でも学びやすい
ドル円は日本のニュースで取り上げられる機会が多く、日銀、米連邦準備制度理事会(FRB)、日米の金利差などの解説を日本語で確認しやすい通貨ペアです。
値動きの理由を振り返りやすいため、取引記録をつけながら学ぶ初心者の候補になります。
値動きの材料を確認しやすい
ドル円でも短時間に大きく変動することはありますが、影響する材料を比較的追いやすい点が特徴です。
米国雇用統計、FOMC、日銀金融政策決定会合などの予定を確認し、発表直前の取引を避けるなどのルールを決めましょう。
おすすめ② ユーロドル
スプレッドが狭い傾向がある
ユーロドルは世界で取引量が多く、多くのFX会社で比較的狭いスプレッドが提示されています。
ただし、日本時間の早朝や重要指標の発表時、流動性が低下した場面ではスプレッドが広がる可能性があります。原則固定の例外条件も確認してください。
世界経済の流れを学べる
ユーロドルは、米国とユーロ圏の景気、金利、金融政策の影響を受けます。FRBと欧州中央銀行(ECB)の方針を比較することで、為替と金利の関係を学べます。
欧州・米国時間に取引しやすい
ユーロドルは、欧州市場から米国市場にかけて取引が活発になりやすい通貨ペアです。日中に取引できない人でも、夜間に値動きを観察しやすい場合があります。
中長期だけでなく短期取引にも使われます。取引期間よりも、自分が相場を確認できる時間帯とルールに合うかで判断しましょう。
おすすめ③ 豪ドル円
日本の投資家に馴染みがある
豪ドル円は、豪ドルと日本円の組み合わせです。国内FX会社で広く取り扱われ、日本語の市況情報も確認しやすい通貨ペアです。
ただし、常に値動きが穏やかなわけではありません。世界的にリスク回避が強まる場面では、豪ドルが売られて急落する場合があります。
スワップポイントが付く場合がある
金利差と売買方向によっては、豪ドル円の保有中にスワップポイントを受け取れる場合があります。
スワップポイントは日々変動し、支払いになることもあります。為替差損がスワップ収益を上回る可能性もあるため、スワップだけで通貨ペアを選ばないでください。
長期保有では変動要因の確認が必要
長期保有を検討する場合は、豪州の政策金利だけでなく、資源価格、中国経済、世界の投資家心理も確認する必要があります。
保有期間が長いほど安全になるわけではありません。損切り位置と最大損失額を先に決めましょう。
初心者におすすめしにくい通貨ペア
トルコリラ
トルコリラは高いスワップポイントが注目されることがありますが、インフレ、政策金利、政治情勢などにより大きく変動する可能性があります。
スワップ収益より為替差損が大きくなる場合があるため、値動きと損失上限を理解する前の初心者は慎重に検討すべき通貨です。
南アフリカランド
南アフリカランドも高金利通貨として知られますが、資源価格、国内経済、世界的なリスク回避の影響を受けます。
少額で保有できる場合でも、ロットを増やせば損失は大きくなります。
ポンド系通貨
英ポンドを含む通貨ペアは、短時間で大きく動く場面があります。値幅が大きいことは利益の機会だけでなく、損失が急増する危険も意味します。
初心者が取引する場合は、ドル円などと同じロットにせず、値動きに合わせて取引量を小さくする必要があります。
私が初心者の頃にドル円を選んだ理由
情報量が多かった
初心者の頃は、値動きの理由を自分だけで判断できませんでした。ドル円はニュースや解説が多く、取引後に「なぜ動いたのか」を振り返りやすかったことが利点でした。
変動要因を整理しやすかった
ドル円も急変しますが、日米の政策金利、米国指標、日銀の発表など、確認する材料を整理しやすいと感じました。
経済指標発表時の注意点は、FX初心者は経済指標発表時に取引していい?で解説しています。
少額で練習しやすかった
最小取引単位の小さいFX会社を選べば、ドル円を少額で練習できます。通貨ペアより先に、取引単位と1回の損失上限を確認することが重要です。
練習の進め方は、FX初心者が最初の1ヶ月でやるべき練習メニューを参考にしてください。
通貨ペアを選ぶ前に決めたい資金管理
通貨ペアを選んでも、ロットと損切りが適切でなければ資金を守れません。取引前に次の3点を決めましょう。
- 1回の取引で許容する損失額
- 損切りまでの値幅
- 許容損失に収まるロット数
損切り幅は、FX初心者は損切り幅を何pipsにするべき?、損失上限はFXで1回の損失はいくらまで?で確認できます。
5万円で始める場合の取引量は、FX初心者が5万円で始めるなら何ロットが安全?を参考にしてください。
通貨ペア選びを含む失敗例は、FX初心者が失敗する典型的なパターン7選でまとめています。
まとめ
最初の1通貨はドル円がおすすめ
FX初心者は、値動きが激しい通貨で一発逆転を狙いたくなることがあります。しかし、最初は情報量が多く、変動要因を確認しやすく、少額で練習できる通貨ペアの方が学習を続けやすいです。
ドル円は初心者が最初に比較しやすい候補ですが、安全や利益を保証する通貨ペアではありません。
最初の目標は大きく稼ぐことではなく、取引ルールを守りながら退場しないことです。焦らず、自分の生活時間と資金に合った通貨ペアを選びましょう。
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【免責事項】本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言や利益の保証を行うものではありません。通貨ペアの特徴、スプレッド、スワップポイントは市場環境やFX会社によって変わります。最新の取引条件を確認し、余裕資金の範囲内でご自身の判断と責任により取引してください。

