株式投資とは?初心者が最初に知っておきたい5つの基本

株式投資とは何か初心者が株価と企業の関係を確認するイメージ 投資初心者

株式投資とは何か分からず、「株を買うと何が起こるのか」「どのように利益や損失が生まれるのか」と迷う初心者もいるでしょう。

「FXとは何が違うのか」「いくらから始められるのか」という疑問もあります。

初めて投資をする人なら、このような疑問を持つのではないでしょうか。

株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、その企業の株主になる投資方法です。

株価が上がったときの値上がり益だけでなく、企業によっては配当金や株主優待を受け取れる場合があります。

一方で、株価は常に変動するため、預けたお金が保証されるものではありません。

この記事では、株式投資の仕組みから利益の出し方、必要資金、リスク、FXとの違いまで初心者向けに解説します。結論からいえば、余裕資金の範囲で仕組みと損失リスクを理解してから始めることが大切です。

この記事で分かること

  • 株式を買うと株主になる仕組み
  • 値上がり益・配当・株主優待の違い
  • 必要資金とFXとの違い
  • 初心者が避けたいリスク

投資を始めること自体に不安がある人は、投資初心者が最初の一歩を考える方法も参考になります。

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株式との違いに加え、取引単位、スプレッド、注文方法も確認しましょう。

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株式投資とは?初心者向けに仕組みを解説

株式投資とは、企業が発行する株式を購入して株主になる投資方法です。

企業が発行する株式を購入する投資です

企業が事業を拡大するときには、多くの資金が必要になります。

そこで株式会社は「株式」を発行し、投資家から資金を集めることがあります。

投資家が株式を購入すると、その企業の株主になります。

上場企業の株式は証券取引所を通じて売買されます。

東京証券取引所などを運営する日本取引所グループ(JPX)は、株主になるには証券会社で口座を開設し、代金を入金して証券会社を通じて株式を購入すると説明しています。詳しくはJPX「株主になると」をご確認ください。

つまり株式投資は、単純に株価の数字だけを売買するのではなく、企業の価値や将来の成長に投資する方法のひとつです。

株式投資で利益を得る3つの方法

株式投資とは、値上がり益だけでなく、企業によって配当金や株主優待も期待できる投資です。

株式投資では、主に次の3つの利益があります。

利益内容
値上がり益買った価格より高く売却した利益
配当金企業が利益の一部を株主へ還元
株主優待商品やサービスなどを株主へ提供

1.株価が上がれば値上がり益を狙える

もっともわかりやすいのが値上がり益(キャピタルゲイン)です。

たとえば、

  • 1株1,000円
  • 100株購入
  • 投資額10万円

だった株が1株1,200円まで上昇したとします。

100株を売却すると12万円です。

単純計算では、

12万円-10万円=2万円

の値上がり益になります。

※実際には売買手数料や税金などを考慮する必要があります。

逆に株価が800円まで下がった状態で売却すれば、2万円の損失になります。

上がる可能性だけでなく、下がる可能性もあることを理解しておきましょう。

2.配当金を受け取れる企業もある

企業によっては、利益の一部を株主へ配当金として還元しています。

たとえば1株あたり年間50円の配当を出す企業を100株保有していれば、

50円×100株=年間5,000円

の配当金を受け取れる計算です。

ただし、配当金は銀行預金の利息とは違います。

業績や経営方針などによって、

  • 増配
  • 減配
  • 無配

となることがあります。

そのため、現在の配当利回りだけを見て銘柄を選ぶのは注意が必要です。

3.株主優待を受け取れる企業もある

日本株では、一定数以上の株式を保有する株主に商品やサービスを提供する株主優待を実施している企業もあります。JPXの用語集「株主優待」では、配当とは別に自社製品やサービスなどを提供する制度と説明されています。

たとえば、

  • 自社商品の詰め合わせ
  • 食事券
  • 買い物券
  • 割引券

などです。

ただし、すべての企業が株主優待を実施しているわけではありません。

優待制度が変更・廃止される可能性もあります。

株主優待だけではなく、企業の業績や財務内容も確認することが重要です。

株価はなぜ上がったり下がったりする?

株式投資とは、企業の業績だけでなく需給や景気、金利などによる価格変動を受ける投資です。

買いたい人と売りたい人のバランスで変動します

株価は一定ではありません。

基本的には、その株を「買いたい人」と「売りたい人」の需給によって価格が動きます。

株価に影響する代表的な材料は次のとおりです。

  1. 企業の売上や利益
  2. 決算発表
  3. 新商品・新サービス
  4. 景気や金利
  5. 為替相場
  6. 国内外の政治・経済ニュース
  7. 投資家の期待や不安

たとえば企業の利益が市場予想を大きく上回れば、将来の成長を期待した買いが増えることがあります。

反対に、業績悪化や不祥事などが発生すると売られることがあります。

株式投資はいくらから始められる?

銘柄によって必要な金額は違います

「株式投資には100万円くらい必要なのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、必要な金額は株価や取引方法によって異なります。

東京証券取引所の内国株は100株単位で売買されます。公式ルールはJPX「売買単位」で確認できます。

1株1,000円なら、

1,000円×100株=10万円

がひとつの目安になります。

一方、証券会社によっては1株単位などで購入できるサービスもあります。

米国株も比較的少額から購入できるケースがあります。

証券会社によっては、単元未満株など1株単位で購入できるサービスを提供している場合があります。取扱銘柄、手数料、注文時間などの条件は各社で異なります。

そのため、最初から大きな金額を投資するのではなく、自分が許容できる範囲から始めることが大切です。

日本株と米国株では、購入単位、取引通貨、配当・優待、為替リスクが異なります。詳しくは日本株と米国株の違いを初心者向けに比較した記事をご覧ください。

株式投資とはFXと何が違う?

株式投資とは企業へ投資する方法、FXは2つの通貨の交換比率を取引する方法です。

FXを知っている人なら、

「株とFXは何が違うの?」

という疑問もあるでしょう。

大きな違いを簡単に比較すると次のようになります。

比較株式投資FX
主な投資対象企業の株式通貨
代表例トヨタ・Appleなど米ドル/円など
利益値上がり益・配当など為替差益・スワップなど
主な分析対象企業業績・景気など金利・景気・為替など
取引時間市場の取引時間原則平日ほぼ24時間
レバレッジ現物株は基本なし利用可能

株は「企業」、FXは「通貨」に投資する

もっとも重要なのは投資対象です。

株式投資では、

「この企業は今後成長するだろうか」

という視点が重要になります。

FXでは、

「米ドルと円のどちらが強くなるか」

など、2つの通貨の関係を考えます。

現在FXをしている人でも、株式投資を組み合わせて投資対象を分ける考え方はあります。ただし、複数商品を持つだけで損失を防げるとは限りません。FXの基本はFX初心者の始め方5ステップで確認できます。

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株式投資のメリットは?

資産形成の選択肢を整理したい場合は、外貨・日本株・投資信託の持ち方も参考になります。

企業の成長を資産形成につなげられる

株式投資の代表的なメリットは次の4つです。

  • 株価上昇による利益を狙える
  • 配当金を受け取れる企業がある
  • 株主優待を受け取れる企業がある
  • 長期的な資産形成に活用できる

特に長期投資では、短期間の株価だけを見るのではなく、企業が数年後・10年後に成長しているかという視点も重要です。

株式投資のデメリット・リスクは?

元本は保証されていません

株式投資で最も重要なのが元本割れのリスクです。

100万円投資したからといって、必ず100万円以上で戻ってくるわけではありません。

株価が下落すれば資産価値も下がります。

さらに企業の経営状態が悪化すれば、株価が大幅に下落する可能性もあります。

金融庁の金融ガイドも、株式などには元本割れのおそれがあり、金融商品を選ぶ際はリスクとリターンの関係を考えるよう案内しています。

そのため初心者は、

  • 生活費を投資しない
  • 余裕資金を使う
  • 1銘柄へ集中しすぎない
  • 値上がりだけを期待しない
  • 投資先企業を調べる

といった基本を守ることが重要です。

株式投資を始めるには何が必要?

最初に証券口座を開設します

株式投資を始める基本的な流れは次のとおりです。

  1. 証券会社を選ぶ
  2. 証券口座を開設する
  3. 投資資金を入金する
  4. 購入する銘柄を選ぶ
  5. 注文を出す
  6. 株式を購入する

現在はパソコンだけでなく、スマートフォンから株を売買できる証券サービスも一般的です。

証券会社によって、取扱市場、注文方法、手数料、取引ツールは異なります。

ただし、証券会社によって取扱商品・手数料・取引ツールなどが違います。

口座を選ぶときは、自分が何に投資したいのかを先に決めておくと比較しやすくなります。

株式投資とは?初心者が覚えたい5つの基本

株式投資とは何かを理解するときは、利益だけでなく株主になる意味と損失リスクも一緒に確認します。

最後に、株式投資を始める前に最低限覚えておきたいポイントをまとめます。

  1. 株式は企業が発行するもの
  2. 株を購入すると株主になる
  3. 値上がり益や配当などを狙える
  4. 株価は上昇するだけでなく下落する
  5. 投資した資金は元本保証ではない

「有名企業だから上がるだろう」

「配当が高いから安心だろう」

という理由だけで購入するのではなく、企業の業績や投資する目的を確認することが重要です。

株式投資のよくある質問

株式投資は初心者でもできますか?

できます。ただし、株価の仕組みと損失リスクを理解し、生活費とは分けた余裕資金から検討することが大切です。

株を買えば必ず配当金をもらえますか?

いいえ。すべての企業が配当を実施しているわけではなく、業績や方針によって減配・無配になる可能性もあります。

株式投資はいくらから始められますか?

必要金額は株価と売買単位で異なります。東証の内国株は100株単位ですが、証券会社が単元未満株サービスを提供している場合もあります。

株とFXはどちらが初心者向けですか?

一概にはいえません。株式は企業分析、FXは為替や金利の理解が必要で、目的、取引時間、許容できるリスクによって向き不向きが変わります。

まとめ|株式投資とは企業の成長に投資する方法

株式投資とは、企業が発行する株式を購入して株主となり、企業の成長による株価上昇や配当などを期待する投資方法です。

利益を得られる可能性がある一方、株価が下落すれば損失が発生します。

これから株式投資を始めるなら、

株式の仕組み → 証券口座 → 株の買い方 → 注文方法 → 銘柄選び

の順番で覚えていくと理解しやすいでしょう。

次に学ぶテーマは、実際に保有資金の範囲で株を購入する「現物取引」です。本記事公開後は現物取引の記事を子記事として接続します。

投資を始めた理由や不安の整理には、貯金だけでは不安で投資を考えた体験記事も参考になります。

投資に関する注意事項

株式投資には価格変動リスクがあり、元本は保証されていません。企業の業績や市場環境によって損失が生じる場合があります。過去の株価や運用実績は将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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