株の買い方とは?初心者が注文するまでの5ステップ

株の買い方を初心者向けに5ステップで確認する投資家 投資初心者

株の買い方が分からず、「証券口座はどう作るのか」「どの注文方法を選べばよいのか」と迷っていませんか。

株を購入する基本の流れは、証券会社を選び、口座を開設し、入金して銘柄を選び、買い注文を出す5ステップです。難しい操作よりも、注文前に金額・株数・価格を確認することが大切です。

この記事では、初心者向けに株の買い方を順番に解説します。株式投資そのものの仕組みを先に確認したい方は、株式投資とは何かを解説した基礎記事も参考にしてください。

株を買う5ステップ

  1. 証券会社を選ぶ
  2. 証券口座を開設する
  3. 投資資金を入金する
  4. 購入する銘柄を選ぶ
  5. 買い注文を出して約定を確認する

株式投資以外の選択肢も確認

株とFXでは、取引時間、レバレッジ、必要資金、値動きの要因が異なります。始める前に違いを整理しておきましょう。

FXサービスの比較を見る

株の買い方は5ステップで覚えよう

結論:口座開設から注文後の約定確認までを一つの流れとして覚えると、初めてでも進めやすくなります。

株の買い方を初心者向けに示した5ステップ図解

一度証券口座を開設すれば、その後はスマートフォンやパソコンから株を注文できます。ただし、画面構成やサービス名、注文期限は証券会社によって異なります。

ここで紹介する株の買い方は、特定の証券会社に限定しない基本手順です。

日本取引所グループも、株式を購入するには証券会社で口座を開設し、必要な代金を預け入れて証券会社を通じて購入すると案内しています。

参考:日本取引所グループ「株主になると」

ステップ1・2|証券会社を選んで口座を開設する

結論:買いたい商品と操作性を確認して証券会社を選び、本人確認とマイナンバーの手続きを行います。

1.株を買う証券会社を選ぶ

上場株式は、証券会社を通じて売買します。銀行口座とは別に、株式取引用の証券口座が必要です。

証券会社を比較するときは、次の項目を確認しましょう。

  • 日本株や米国株など、買いたい商品を扱っているか
  • 売買手数料や為替手数料はいくらか
  • 単元未満株など少額取引に対応しているか
  • スマートフォンアプリを操作しやすいか
  • NISA口座を利用できるか
  • 企業情報や決算資料を確認しやすいか

手数料だけで決める必要はありません。自分が買いたい商品、注文方法、情報の見やすさを含めて選びます。日本株と米国株で迷う場合は、日本株と米国株の5つの違いも確認してください。

2.証券口座を開設する

証券会社を決めたら、公式サイトやアプリから口座開設を申し込みます。一般的には氏名、住所、生年月日、職業、投資経験などを入力し、本人確認書類とマイナンバーを提出します。

利用できる本人確認書類や審査期間は証券会社によって異なります。日本証券業協会によると、新たに証券会社と取引する人は、口座開設時にマイナンバーを提供する必要があります。

参考:日本証券業協会「マイナンバーについて」

NISAを使うか検討する

NISAは、口座内で投資した対象商品から得られる売却益や配当・分配金が非課税になる制度です。ただし、NISAを利用しても株価下落による損失は防げません。

「NISAなら損をしない」という仕組みではなく、税制上の制度です。対象商品や投資枠などは、申込前に最新情報を確認してください。

参考:金融庁「NISAを知る」

ステップ3|証券口座へ投資資金を入金する

結論:生活費や近く使う予定のお金を避け、値下がりしても生活に影響しない余裕資金を入金します。

口座開設が完了したら、購入代金を証券口座へ入金します。銀行振込や提携銀行からの即時入金など、利用できる方法は証券会社によって異なります。

現物取引では、原則として自分が用意した資金の範囲で株を購入します。購入代金だけでなく、証券会社によっては売買手数料なども必要です。

投資へ回さないほうがよい資金の例は、次のとおりです。

  • 家賃や食費など毎月の生活費
  • 税金や保険料の支払いに使うお金
  • 数年以内に使う教育費や住宅資金
  • 病気や失業に備える緊急資金

投資額が大きいほど利益が増える可能性はありますが、損失額も大きくなります。最初から全資金を使わず、少額で注文画面や値動きに慣れる方法があります。

ステップ4|購入する株を選ぶ

結論:株価の安さやSNSの話題だけで決めず、事業内容・業績・財務・購入理由を確認します。

初心者は、普段利用している商品やサービスの企業から調べると、事業内容を理解しやすいでしょう。ただし、有名企業だから株価が上がるとは限りません。

購入候補を調べるときは、最低限次の5点を確認します。

  1. どのような事業で利益を得ているか
  2. 売上や利益は安定しているか
  3. 借入金や現金など財務状況はどうか
  4. 配当を無理なく継続できそうか
  5. なぜその価格で買いたいのか説明できるか

日本株はいくらから買える?

東京証券取引所の内国株は100株単位で取引されています。たとえば1株800円なら、単純計算で800円×100株=8万円が購入代金の目安です。

1株の価格100株の購入代金
500円5万円
800円8万円
1,500円15万円
3,000円30万円

実際には手数料などが加わる場合があります。また、証券会社独自の単元未満株サービスでは、1株など100株未満で購入できる場合があります。対象銘柄、注文時間、価格の決まり方、手数料はサービスごとに確認してください。

参考:日本取引所グループ「売買単位」

FXの少額取引とも比較する

株の単元未満取引とFXでは、仕組みやリスクが異なります。投資資金に合う方法か確認してから選びましょう。

FX口座の比較ページを見る

ステップ5|買い注文を出して約定を確認する

結論:銘柄・株数・注文方法・価格・期限を確認し、注文後は成立したかまで確認します。

株の買い方で最後に行うのが買い注文です。証券会社の注文画面で、銘柄、株数、注文方法、価格、注文期限、口座区分などを入力します。

注文前の確認項目確認内容
銘柄会社名と証券コードを取り違えていないか
売買区分「買い」になっているか
株数100株と1,000株などを間違えていないか
注文方法成行か指値か
価格・期限指値価格と注文の有効期間は適切か
概算代金購入代金と手数料を確認したか

成行注文は価格を指定しない

成行注文は価格を指定せず、その時点の市場で成立可能な価格で売買する注文です。指値より成立しやすい一方、相場急変時には画面で見た価格より高く買う可能性があります。

指値注文は買いたい上限価格を指定する

指値の買い注文では、「1株1,000円以下なら買う」というように上限価格を指定します。価格を管理しやすい反面、指定価格まで下がらなければ約定しません。

日本取引所グループも、指値は価格を指定する注文、成行は価格を指定しない注文と説明しています。

参考:日本取引所グループ「株式投資の基礎」

注文後は約定を確認する

注文を送信しただけでは、株を取得できていない場合があります。約定とは売買が成立することです。特に指値注文では、指定価格に届かず未約定のまま期限を迎えることがあります。

注文後は、注文照会や約定履歴で「注文中」「一部約定」「全部約定」「取消」「失効」などの状態を確認します。表示名称は証券会社によって異なります。

株を買った後に確認すること

結論:株価だけでなく、決算や重要ニュースを確認し、購入理由が崩れていないかを定期的に見直します。

購入後は、株価、決算、業績予想、配当、株主優待、重要な適時開示などを確認します。毎日長時間チャートを見る必要はありませんが、保有を続ける理由が残っているかは確認しましょう。

買う前に売却方針も考えておくと、感情だけで判断するのを防ぎやすくなります。

  • 目標とした価格へ到達した
  • 業績や財務状況が想定より悪化した
  • 購入時の投資理由がなくなった
  • 資産配分が一つの銘柄へ偏りすぎた

「下がったら必ず売る」「長期なら絶対に持ち続ける」と一律に決める必要はありません。購入理由と許容できる損失を自分の言葉で整理しておくことが大切です。

初心者が株を買うときの注意点5つ

結論:余裕資金・分散・情報確認・配当の持続性・損失管理を意識します。

1.最初から全資金を使わない

余裕資金があっても、一度に全額を投資する必要はありません。最初は小さな金額で注文から約定までを経験する方法があります。

2.一つの銘柄へ集中しすぎない

一社へ資金を集中すると、その企業の業績悪化が資産全体へ大きく影響します。複数銘柄や異なる業種へ分散する考え方もあります。

3.SNSの情報だけで買わない

「絶対に上がる」「次の10倍株」といった投稿だけで判断しないようにします。決算短信や適時開示など、企業が公表する資料も確認しましょう。

4.配当利回りだけで選ばない

株価下落により、見かけ上の配当利回りが高くなっている場合があります。利益、配当性向、財務状況も確認します。

5.損失が出る前提で資金管理する

どの銘柄も値下がりする可能性があります。1回の判断が外れても生活や投資継続へ影響しない金額に抑えます。

株の買い方に関するよくある質問

結論:必要資金と注文方法は銘柄や証券会社によって異なるため、注文画面と公式条件を確認してください。

株はスマートフォンだけでも買えますか?

スマートフォンアプリから口座管理や株式注文ができる証券会社があります。対応する市場、注文方法、セキュリティ設定を確認してください。

株を買うのに最低いくら必要ですか?

銘柄と証券会社によって異なります。東証の内国株は100株単位ですが、証券会社の単元未満株サービスでは1株から購入できる場合があります。

成行注文と指値注文はどちらがよいですか?

一律には決められません。成立しやすさを重視する成行と、価格を管理しやすい指値の特徴を理解し、相場状況と目的で選びます。

株を買った当日に売れますか?

市場が開いていて売却可能な状態なら、購入した日の売却が成立する場合があります。ただし、注文条件や余力表示は証券会社で確認してください。

NISAなら損をしませんか?

損失を防ぐ制度ではありません。NISA口座内の対象商品から得られる利益が非課税になる制度で、株価下落による元本割れは起こり得ます。

まとめ|株の買い方は5ステップで確認しよう

結論:証券会社選びから約定確認までを順番に進め、最初は余裕資金の範囲で始めます。

  1. 証券会社を選ぶ
  2. 証券口座を開設する
  3. 投資資金を入金する
  4. 購入する銘柄を選ぶ
  5. 買い注文を出して約定を確認する

株の買い方は、操作だけなら難しくありません。ただし、簡単に注文できることと、簡単に利益を得られることは別です。少額から流れを確認し、注文前に銘柄・株数・価格・期限を見直しましょう。

次に深掘りするテーマは「株の指値注文と成行注文の違い」です。該当記事は未作成のため、URLを推測したリンクは設置していません。

投資に関する注意事項

株式投資には価格変動リスクがあり、元本は保証されていません。企業業績や市場環境などによって投資元本を下回る可能性があります。配当や株主優待は変更・廃止される場合があります。過去の株価や実績は将来の成果を保証しません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

投資方法を比較してから始める

株式投資とFXでは、必要資金やリスクが異なります。特徴を比較し、自分が理解できる方法を選びましょう。

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